名曲案内〜協奏曲編W〜

(ベートーヴェン〜モーツァルト<協奏交響曲>)



    
  協奏曲とは、オーケストラを伴奏に、ソロの演奏家が一人で演奏する形式をいい、ヴァイオリン
  協奏曲、ピアノ協奏曲などがあります。主に3つの楽章からなります。
  交響曲と違ってソリストが主役となるので、ソリストの演奏が存分に楽しめ、かつ重厚なオーケ
  ストラの響きも楽しめるという、贅沢なジャンルなのです。
  なお、協奏曲には「カデンツァ」といって、伴奏がストップしてソロだけが演奏する部分が一ヶ
    所ありますが、ソリストだけの演奏を楽しめるという意味で協奏曲の魅力の一つとなっています。
   *推薦盤にある(Vn)はヴァイオリン、(P)はピアノ、(Cl)はクラリネット、
    (Fl)はフルート、(Hp)はハープの略です。

ベートーヴェン     ・メンデルスゾーン     ・モーツァルト


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☆ベートーヴェン
作品NO.25 ヴァイオリン協奏曲 ★★★ 2021年3月最新更新
 
 ベートーヴェンが書いた唯一のヴァイオリン協奏曲で、4大ヴァイオリン協奏曲の中の一つです。
 「ベトコン」と呼びたくなりますが、ベートーヴェンには「第5番『皇帝』」に代表されるピアノ協奏
 曲が5つありますので、あまり「ベトコン」と呼ばれることは多くありません。
 ベートーヴェンの作曲意欲が最も充実した時期に書かれた作品で、中期の傑作の一つと言われています。
 当時、36歳のベートーヴェンはヨゼフィーネ(ある未亡人)に恋をしていたそうで、彼女を想う優し
 い気持ちが、このような音楽を書かせたのではないかとも言われています。
 この作品は傑作と言われてはいますが、見事な技巧に酔いしれたり、ゆったりと甘美な旋律に身をゆだ
 ねて、という性質の作品とはいいがたいです。それよりは内容主義の作品で、内に秘めた想いを音符に
 託したかのような作品という方が適切かもしれません。よって、「4大ヴァイオリン協奏曲」の中では、
 外面的に、すぐに魅かれる要素は一番乏しいかもしれません。逆に、それだけ音楽が奥深いということ
 でありまして、演奏者のヴァイオリニストの解釈によって新たな発見がある作品とも言えましょう。
 残念なのは、第1楽章がやや冗長で演奏時間も約25分と長いですので、初心者の方にはとっつきにく
 い点でしょうか。

全楽章(ハーン演奏)
 ☆推薦盤☆    ◎クレーメル/アーノンクール ヨーロッパ室内O(92)(テルデック)       SS    ・ファウスト/アバド モーツァルト管弦楽団(10)(ハルモニア・ムンディ)     A    ・コパチンスカヤ/ヘレヴェッヘ シャンゼリゼ管弦楽団(08)(avexクラシックス)A    〇オイストラフ/クリュイタンス フランス国立放送管弦楽団(58)(ワーナー)    A    ☆ハイフェッツ/トスカニーニ NBC交響楽団(40)(ナクソス)              クレーメルは「奇才」という名の通り、個性が非常に強いヴァイオリニストで、現代の先端を    いっている存在です。そして指揮者は奇抜な演奏が持ち味のアーノンクール。この二人が組ん    だのですから、ただ事で済むはずがありません。現に、ベートーヴェンの原版のカデンツァの    楽譜に手が加えられています。その点はオーソドックスな演奏とは言いづらいのですが、断然    のSS評価で、しかもお値段は約1000円というお薦め盤です。    ファウスト盤は廃盤中です。    オーソドックスな名盤としましては、オイストラフ盤が挙げられます。    コパチンスカヤ盤は廃盤中です。    最後に、この作品を愛する方にぜひお薦めの歴史的名盤を1枚ご紹介します。    ハイフェッツトスカニーニと組んだ超豪華コンビによる演奏です。1940年の録音ですの    で当然音は貧しいですが、歴史的名盤です。

作品NO.26 ピアノ協奏曲第3番 ★★★ 2021年3月最新更新
  
 ベートーヴェンによるピアノ協奏曲は5つで、その中で断然有名なのは次でご紹介している第5番です。
 この第3番は、5つのピアノ協奏曲の中で唯一、短調で書かれているのが特徴です。第1楽章、第3楽
 章はダイナミックで、伴奏のオケもたっぷりとぶ厚く書かれていますので、いかにもベートーヴェンの
 作品という印象を受けます。なお、この楽章の主題はモーツァルトの「ピアノ協奏曲第24番」の影響
 を受けているという指摘をされています。第2楽章は叙情的な音楽で、第3楽章では再び激しい音楽へ
 と変わり、エネルギッシュなベートーヴェンの心境が垣間見られます。
 元々、慈善公演のために創作したということもあって、作曲当時は不評だったものの、現在ではピアニ
 ストの重要なレパートリーとなっている作品でもあります。

第1楽章前半(ルービンシュタイン演奏)
 ☆推薦盤☆    ◎グルダ/シュタイン ウィーン・フィル(70)(デッカ)          SS    ○アルゲリッチ/アバド マーラー室内管弦楽団(04)(グラモフォン)     A    △ポリーニ/アバド ベルリン・フィル(92、93)(グラモフォン)   全集 A    △エマール/アーノンクール ヨーロッパ室内管弦楽団(00)(テルデック)全集 A    ▲内田光子/ザンデルリング ロイヤル・コンセルトヘボウ(94)(デッカ)   A    △ミケランジェリ/ジュリーニ ウィーン交響楽団(79)(グラモフォン)    A    ・ブレンデル/ラトル ウィーン・フィル(98)(デッカ)           A    私のお薦めはグルダ盤です。躍動的な演奏に加えて、お値段が約1000円というのは非常に    お得なところです。デッカの音質は定評がありますから、70年という録音年も気になりませ    ん。また、グルダはモーツァルトのピアノ協奏曲のスペシャリストですが、ベートーヴェンの    ピアノ協奏曲の評価も高いです。絶妙に繊細なタッチが第2楽章では十二分に活きているので    はないでしょうか。    アルゲリッチは珍しい、21世紀録音のベートーヴェンです。協奏曲はお得意のアルゲリッチ    だけに信頼度は高いです。    ミケランジェリも珍しいベートーヴェンの録音です。お安いので挙げておきました。    内田光子盤もお好みでどうぞ。    ポリーニ盤とエマール盤は全集ですのでやや割高ですが、全集がお好みの方にはお薦めです。    ブレンデルラトル盤は廃盤中のようです。

作品NO.27 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 ★★ 2021年3月最新更新
 
 ベートーヴェンはピアノ協奏曲を5つ書きましたが、その中の最高傑作として名高いのがこの第5番
 「皇帝」で、チャイコフスキーのピアノ協奏曲と並び、このジャンルにおける最高傑作の誉れ高い作品
 です。また、シューマンのピアノ協奏曲がピアノ協奏曲の「女王」と称されるのとは対照的に、ピアノ
 協奏曲の「王様」と称されます。
 そのゆえんは、こちらの方がいかにもベートーヴェンらしく、シンフォニックだからのようです。
 この作品が「ベトコン」と呼ばれることはまずなく、「皇帝」と言えばこの作品を指すのが一般的です
 (ハイドンにも有名な「皇帝」という作品があります)。
 「皇帝」の名の通り、まことにスケール雄大な第1楽章、主題を次々と変奏させていく第3楽章共に魅
 力的です。音楽評論家の中には、この第5番「皇帝」ではなくて、第4番の方が優れているのではない
 かという意見もありますが、第4番はいささか地味ですので、よりベートーヴェンらしく、ポピュラー
 な「皇帝」の方から聴き始めるべきだと思われます。

第1楽章(ツィメルマン演奏)
 ☆推薦盤☆      ▲ベザイデンホウト/エラス=カサド フライブルクBO(17)(ハルモニアムンディ)S    ◎グルダ/シュタイン ウィーン・フィル(70)(デッカ)             A   ○ポリーニ/アバド ベルリン・フィル(92、93)(グラモフォン)        A    △ブレンデル/レヴァイン シカゴ交響楽団(83)(デッカ)            A    △E=フィッシャー/フルトヴェングラー フィルハーモニアO(51)(ワーナー)  A      S評価のベザイデンホウト盤は古楽器演奏ですので、お薦め度は▲にとどめました。    この作品のCD選びは難しいですので、他はA評価の4つの演奏に絞りました。    評価の点で一歩下回っているグルダ盤ですが、こちらは切れ味鋭いピアニズムで、快刀乱麻を    断つような豪快な演奏です。なだれこむように第1楽章のピアノのソロが始まり、決して力み    がなく、終始飽きさせません。    お値段がお得ということもありますが、よりベートーヴェンにふさわしいのはこちらだと思う    のです。    ポリーニ盤は、確かに独特の音色の美しさ、ピアニズムは特筆に値しますし、華のある演奏で    す。今まで他の「皇帝」の演奏を聴いてきた方は、第1楽章冒頭から面を食らうかもしれない    ほどの美しさです。ですが、風格などの点で何かが足りない気がするのです。きらびやかなベ    ートーヴェンではあります。    ブレンデル盤は、以前はベスト盤の頃もありましたが、とてもお安いのが魅力です。    最後のエドワード=フィッシャー盤は、廃盤中のようです。

☆メンデルスゾーン
作品NO.117 ヴァイオリン協奏曲 ★★★ 2021年5月最新更新
  
 4大ヴァイオリン協奏曲の一つです。この4作品は、「チャイコン」「ブラコン」「ベトコン」、そし
 てこの「メンコン」の略称で呼ばれます。
 ところで、略称というのはクラシックの世界では常識と言いますか、どの単語もなるべく短く略そうと
 しますので、リスナーとしてもぜひ慣れたいところです。
 「メンコン」は第1楽章冒頭の旋律でよく知られていますので、この部分だけで言えば、4大ヴァイオ
 リン協奏曲の中でも最も有名な作品ということになるでしょうか。
 ヴィヴァルディの「四季」もバロック音楽ゆえに形式は異なりますが、ヴァイオリン協奏曲に属するの
 で、最も有名なヴァイオリン協奏曲はダントツで「四季」ということになりますけれども。
 「メンコン」は有名ですが、あまり深みがなく、飽きがきやすいと言われています。

全楽章(ムター演奏)
 ☆推薦盤☆    ・ファウスト/エラス=カサド フライブルク・バロック(17)(ハルモニア・ムンディ)S   ☆◎ハイフェッツ/ミュンシュ ボストン交響楽団(59)(RCA)               ○ミルシテイン/アバド ウィーン・フィル(73)(グラモフォン)          A    ▲イブラギモヴァ/V・ユロフスキー AOE(11)(ハイペリオン)         A    ☆クライスラー/ブレッヒ ベルリン国立歌劇場管弦楽団(26)(ナクソス)          一般に、小品集ではなく、協奏曲なりのクラシック作品をCDとして録音しているヴァイオリ    ニストの中で、この作品を録音していない人がいるのかどうかというほどの定番中の定番で、    CDはおびただしい数にのぼるらしいです。    ハイフェッツ盤は、今までは断然のSS評価で、かつカップリングの「チャイコン」もSS評    価という、あらゆるクラシックCDの中でも名盤中の名盤、殿堂入りのCDでした。ヴァイオ    リニストの歴史上屈指の存在であるハイフェッツの代表盤とも言えるCDでした。    それが、どういう訳か評価が急落しています。59年と録音は古いですが、鑑賞に差し支えは    ないと思われます。時代の流れということなのでしょうか。    ここでは、☆歴史的名盤&「伝」として、おそらく廃盤中のファウスト盤に代わってお薦め度    は◎としておきます。    「ヴァイオリンの貴公子」ミルシテインのCDは、お安いのが嬉しいです。    古楽器風の演奏の方がお好みの方には、イブラギモヴァ盤の方がお薦めです。伴奏オケ名の、    「AOE」は、「エイジ・オブ・インライトゥンメント」の略です。    最後に、クライスラーの歴史的録音をご紹介します。    音色の甘美なこと。旋律の味わい深さは比類がなく、かなり古くから名盤として語り継がれて    きたものです。    正直、1926年録音ですので、蚊の泣く様な音です。音の悪さは有名でした。鑑賞向きとは    言えないかもしれません。この音質の悪さに我慢できる方は相当なクラシック上級者でしょう。    間違えても、「メンコン」を初めて聴く方向けのCDではなく、この作品を聴き込んだ方が、    歴史的名盤として、大ヴァイオリニスト、クライスラーの至芸を味わうためのCDです。

☆モーツァルト
作品NO.126  ヴァイオリン協奏曲第3番 ★★ 2021年5月最新更新
  
 様々な作曲家がヴァイオリン協奏曲を作曲している中、チャイコンブラコンベトコンメンコンが
 4大ヴァイオリン協奏曲と呼ばれ、5つも作曲しているモーツァルトのヴァイオリン協奏曲はその下に
 おかれます。5つの作品すべてが19歳の時の作品であるため、完成度が今一つであるのがその理由と
 言われています。
 5つ作曲されたことは分かっているのですが、それ以降は詳細が不明なため、演奏されるのは第3番か
 ら第5番の3つが断然多いです。いずれもモーツァルティックな魅力に溢れていますので、モーツァル
 トファンは必聴といったところです。

全楽章(ムター弾き振り)
 ☆推薦盤☆       ◎クレーメル/弾き振り クレメラ−タ・バルティカ(06)(ワーナー)         S    〇グリュミオー/ディヴィス ロンドン交響楽団(61)(デッカ)           S    ・ファウスト/アントニーニ イル・ジャルディーノ・アルモニコ(15、16)(H・M)A    ・ビオンディ/弾き振り エウローパ・ガランテ(05)(エラート)          A    ▲S・クイケン/弾き振り ラ・プティット・バンド(95)(デンオン)        A    △カルミニョーラ/アバド モーツァルト管弦楽団(06)(アルヒーフ)        A    ・ツィンマーマン/シュルツ バイエルン放送室内管弦楽団(14)(ヘンスラー)    A       モーツァルトのヴァイオリン協奏曲には「弾き振り」と言いまして、ソロ楽器の演奏者が指揮    もするスタイルのものが多いです。    一番上のS評価のクレーメル盤は全集ですのでややお高いですが、カップリングの第4番、第    5番もS評価ですので、これを◎としました。    現役のヴァイオリニストでは屈指の存在とも言えるクレーメルは現在、世界のトップクラスの    オケと共演というよりも、クレメラータ・バルティカという楽団を率いて、現代曲などの演奏、    録音を行なっていることが多いです。クレーメルの演奏自体はいつも通りなのですが、伴奏の    オケはピリオド・アプローチに近いです。    グリュミオー盤は、歌の流麗さ、音色の艶やかさがズバリ、モーツァルトにハマっていまして、    グリュミオーの個性が存分に活きている名演です。    お安いのは嬉しいですが、第4番がないのは痛いところです。    ファウスト盤はどうも古楽器演奏かと思われますが、国内盤、輸入盤共に廃盤中のようです。    専用のプレイヤーでのみ再生可能なSACDはあるようです。H・Mはハルモニア・ムンディ    の略です。    古楽器演奏のビオンディ盤は廃盤中のようです。    S・クイケン盤も古楽器演奏です。A評価の「協奏交響曲」とのカップリングで、お安いのが    嬉しいところです。    カルミニョーラ盤は現代楽器での演奏かと思われます。全集ですので、ややお高いです。    ツィンマーマン盤はCDの特定ができませんでした。リンク先はCDではありませんのでご注    意下さい。

作品NO.127 協奏交響曲 K364 ★★★ 2021年5月最新更新
   
 ”協奏””交響曲”とは、一体何なのでしょうか。一風変わったジャンルだけに、ここでご紹介します。
 最も有名なのはモーツァルトのこの作品で、ハイドンなどにも作品はありますが、耳にすることはほと
 んどありません。
 協奏交響曲とは、伴奏のオケと「複数の」独奏楽器による作品のことを言う、協奏曲の変型です。独奏
 楽器はそれこそ作品によって様々です。となりますと、ベートーヴェンの三重協奏曲やブラームスの二
 重協奏曲も、呼び方は違えども、形式は協奏交響曲と同じということになります。なお、ショスタコー
 ヴィチのピアノ協奏曲第1番も、ピアノと共にトランペットも独奏楽器的な役割を担っていますので、
 厳密に言えば協奏交響曲ということになります。
 この作品のタイトルに「K364」という表記がついていますが、これは、モーツァルトの作品には協
 奏交響曲が2つありまして、「第○番」という呼び方はせず、もう片方は「K297b」という表記が
 ついていますので、そちらと間違えないためです。モーツァルトの「協奏交響曲」と言ったら、一般的
 にこちらの「K364」を指します。
 さて、この作品は、ヴァイオリンとヴィオラという、弦楽器2つが独奏楽器となっています。オケをバ
 ックに、ヴァイオリンとヴィオラの掛け合いが魅力的な作品です。

第1楽章より(パールマン演奏)
 ☆推薦盤☆      ◎クレーメル/アーノンクール ウィーン・フィル(83)(グラモフォン)       S    ○デュメイ/弾き振り/ザルツブルク・カメラータ・アカデミカ(00)(グラモフォン) S    △カルミニョーラ/アバド モーツァルト管弦楽団(06)(アルヒーフ)        A    ▲S・クイケン/弾き振り ラ・プティット・バンド(95)(デンオン)        A    クレーメル盤とデュメイ盤の評価が高いです。    クレーメル盤のカップリングは「ヴァイオリン協奏曲第3番」ですので(上でご紹介している    演奏とは音源が違います)、その点を考慮してお薦め度◎としました。    カルミニョーラ盤は現代楽器での演奏かと思われます。カップリングは充実していますが、約    1000円とお安いです。       S・クイケン盤は、古楽器バンドによる演奏ですので、古楽器で聴きたい方にお薦めです。    上でご紹介している「ヴァイオリン協奏曲第3番」とのカップリングです。    この演奏のヴィオラは日本人の寺神戸亮が担当しています。


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